参加者の日記帳 - クワイア(混声合唱)

2004.3.13
発声練習で “Wie schon leuchtet der Morgenstern”を歌いながら、共鳴を統一する練習をした。ドイツ語の言葉の抑揚通り歌うこと、母音と子音の位置を揃えること、子音が立つように歌うこと等々、全節をドイツ語で歌うための練習は大変。3月21日のコンサートのプログラム通りに出入りしながら、動き、読み、音楽の練習をした。(SS)

2004.3.6
発声練習では「オ」の正しい口の形を学ぶ。

コラール “Wie schon leuchtet der Morgenstern”、友雄先生の指導の下に、各節のイメージ作りをする。

4声部の歌詞を合わせることが課題。(TK)

2004.2.14
最初の発声練習、皆で「ド」音を出しているのに、早くも「天の声」が聴こえる。オクターヴ違う音を出せば、倍音も聴こえるらしい。

コラール “Wie schon leuchtet der Morgenstern” 、全7節をドイツ語で歌う壮大(?)なプラン実行はなかなか大変。全節を日本語訳の歌詞で歌って、大体の内容を確認。友雄先生から、2節と3節のドイツ語と内容の解説。キリストを恋い焦がれるとか、アダムの肋骨のようにキリストの肢体に繋がるとか、不思議な趣の歌詞です。(KM)

2004.2.7
コラール “Wie schon leuchtet der Morgenstern”。今回は、全7節をドイツ語の歌詞で歌うというので大変ですが、こういう機会もなかなかないと思うので楽しみです。練習は歌詞の読み中心でしたが、一子先生の教え方が上手で、我慢強く、優しく一緒に読んでくださるので、ドイツ語が不慣れな私には集中できる良い練習になりました。皆さんがバリバリと初見で歌いこなすのを見て大変驚かされました。合唱の精度はまだまだですが、3月21日のコンサートに向けて、曲がどのように仕上がっていくか楽しみです。(AM)

2004.1.24
H. Schutz, “Ave Maria” (SWV 334) 。合唱部分は歌詞にぴったり合わせて書かれたモノフォニックな音楽。言葉の歌い方と和声の練習に最適と思われる。友雄先生の歌詞の解説をはさんで、言葉をつけて練習する。歌詞がつくと現代の記譜法の限界がよく分かる。皆、小節線に惑わされている感じ。歌詞の持つアクセントと音楽の持つリズムの“中間”くらいで読む練習ができると良いかも。

J. Eccard,“Ubers Gebirg Maria geht”は大変きれいな音楽。気分はすっかりクリスマスでした。(RF)

H. Schutz, “Ave Maria” (SWV 334) の日本語訳を、1人ずつ朗読し、朗読者以外は眼を閉じて状況を想像する。Tutti より各パートごとにラ唱。二分の三拍子だが、3小節で大きな三拍子で感じられるように。音が低いので、意識して声を頬に感じるように。

器楽出身の私は、朗読は初めてですが、音楽は言葉と密接に結びついていることを改めて感じました。コラールの四声体は、オルガンで弾くのと歌うのでは響きが違って聴こえました。自分以外の他の声部の動きまでなかなか聴くことができませんでした。(TSK)

2004.1.17 
初練習、冬期休館中に塗装した奏楽堂は、まだペンキの臭いがするので、セミナーホールで練習し た。春のシーズンのスケジュールについて説明あり。今日のテーマは3度、5度、8度の音程。男声と女声が交互に継続する基音と旋律を歌って、音程がとれているかどうか聴き合った。練習した曲は、

Johann Cruger, “Cantate Domino” (主に向かって歌え)と J. S. Bach, “Von Gott kommt mir ein Freudenschein” (神より我に喜びの光り来たる)(BWV 172/6)。

新しい参加者が2名、病欠から復帰した人もいて、嬉しいことです。練習した新しい曲、2曲の言葉と背景を最初に確認できた。言葉は人間にとって根元的なものだから、難しい。一朝一夕にできることではない。だから、少しずつ学べばよい。昨シーズンの途中から、音を他人からもらい、他人に渡していく、アンサンブル作りが少々できるようになりました。セミナーホールの響きの中で、いつも以上に一人一人の声が聞こえました。(TK)