バッハの森記念奏楽堂で、アーレントオルガンを背にコラールを歌うバッハの森クワイア

木造の奏楽堂に
歌声が降りそそぐ。

歌声が木の壁に跳ね返り、全身を包み込む。
この場所、このメンバーでしか感じられない歌う喜び。

バッハの森クワイアについて

学び舎に育まれた合唱、バッハの森クワイア

バッハの森クワイアは、1985年に創設された学び舎「バッハの森」で育まれてきた合唱団です。聖書学者・石田友雄とオルガニスト・石田一子は、聖書と教会音楽を共に学ぶ場所として、つくば市郊外に一つの私塾を築きました。パイプオルガンを擁する木造の記念奏楽堂、資料館、コミュニティセンター。バッハの作品をはじめとする何百年も昔の音楽に飛び込んでみようという人々を、石田はいつも歓迎していました。

バッハの森が大切にしてきたことは、合唱・オルガン・ハンドベルという3つの響きで教会音楽を演奏すること。そして、その背景にある文化と歴史を学び、感じ取り、その響きに共感する人々の共同体をつくることです。バッハの森クワイアは、この中の合唱を担っています。

40年近く積み重ねられてきた歴史に、これから加わる新しい声として。経験の有無を問わず、歌ってみたいと思う方をお待ちしています。

バッハの森記念奏楽堂の内観、アーレントオルガンと木造の奏楽堂

バッハの森記念奏楽堂 | 木造の奏楽堂

受け継ぐもの

石田友雄が遺したコラールとその精神を、これからも。

歌詞と音楽のアマルガム(合金)を味わう。 ── 石田友雄(2024年12月 会報より)

石田友雄は2025年に逝去するまで、「コラールとカンタータ」の研究会を自ら率いていました。ドイツ語のコラールを日本語訳で歌い、カンタータの背景にある聖書と教会暦を解説し、オルガンの響きとともに味わう。それが、バッハの森の学びの中心でした。

参加者の多くはキリスト教徒ではなく、ドイツ語にも馴染みがありません。それでも、歌い続けるうちに、コラールはいつしか「自分の歌」になる。ルターの言葉を借りて、石田はそう語っていました。

石田友雄が独自に訳したコラールの言葉と、資料館に積み重ねられた記録、そしてその精神は、バッハの森と、このクワイアの財産です。小池優介の指揮のもと、この会で歌われてきたコラールを、これからも歌い継いでいきます。

演奏する作品

古の祈りを、現代の歌声で。

中世のグレゴリオ聖歌からバロック時代のバッハまで
幾世紀にもわたる教会音楽の響きを演奏しています。

J.S. Bachカンタータ・モテット
Gregorian Chantネウマ譜に基づくグレゴリオ聖歌
Palestrinaミサ・ブレヴィス 他 ルネサンス・ポリフォニー
小池優介、指揮者・バリトン歌手

Yusuke Koike, Bariton & Dirigent

指揮者について

小池優介

東京藝術大学大学院を首席で卒業。教会音楽とドイツリート、歌曲の世界を活動の軸とし、言葉と旋律が溶け合う瞬間を探求してきました。バッハ・コレギウム・ジャパン、プロムジカ・バロック・アカデミーの声楽メンバーとして、宗教音楽とバロックの現場に立ち続けています。2026年より、一般財団法人バッハの森が主催する「バッハの森クワイア」の指揮を務めています。

アーレント・オルガン、バッハの森記念奏楽堂のパイプオルガン

Jürgen Ahrend Orgel · 1989

クワイアと共に"歌う"オルガン

アーレント・オルガン

1989年、世界的なオルガンビルダーである、ユルゲン・アーレント(Jürgen Ahrend)氏によって建造されました。

各鍵盤は非常に敏感に反応し、通常のパイプオルガンでは望めない繊細な表現が、タッチによって可能です。声楽とオルガンが密接に関わっていた17、18世紀の楽曲の演奏に、最も適した楽器です。

19種類の音色は、それぞれ個性的でありながら、互いに補い合い、まろやかで充実した響きをつくります。まるで合唱が歌っているかのように聞こえる"歌う"パイプオルガンです。

ご一緒しませんか

経験は問いません。
声を持つ、すべての人へ。

合唱経験の有無は問いません。楽譜がまだ読めなくても、大丈夫です。大切にしているのは、隣の声に耳を傾けようとする気持ちと、音楽を通して何かを分かち合いたいという思いだけです。

初めての方へ

無理のないペースで合流できるよう進めます。譜読みが苦手でも、耳から少しずつ音楽に馴染んでいただけます。

練習について

会場はバッハの森記念奏楽堂(つくば市東光台)。基本的に毎週土曜日15:45〜、通年で開催しています。最新の日程はお問い合わせください。

目指す響き

技術だけを追うのではなく、言葉と音楽と祈りが結ばれる瞬間を、一人ひとりが自分の声で体験できることを大切にしています。

お問い合わせ

バッハの森で、
あなたの声に出会いたい。

見学だけのご参加も歓迎します。お気軽にお問い合わせください。

会場
バッハの森記念奏楽堂
〒300-2635 茨城県つくば市東光台2丁目7-9
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アクセス
つくばエクスプレス研究学園駅より3.2km
研究学園駅 バス停2番より つくバス「作岡シャトル」「上郷シャトル」
東光台2丁目下車 徒歩3分
会費
月会費 10,000円+資料代など
指揮
小池優介
オルガン担当
バッハの森の会員
音楽家有志
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